私は、生まれは大分県、両親大分県出身、
大学卒業まで奈良育ちのゴリゴリの地方人です。
(学生時代は舞台専攻でしたから共通語を多く喋っる機会はたくさんありましたが、今考えればエセ共通語です)
今日は、関西弁を含めた方言は武器になるか?というお話を。
結論から言うと、
武器にならないです。
戦闘力ゼロです。
まったくもってならない。
そもそも関西弁の仕事なんて、
13年くらいやってて2度くらいしかないです。
そのうちの一つは世に出ませんでした(笑)
(あくまで私の話なので、あしからず)
英語の方が断然武器になる。
まずもって、標準語というものがある以上、
それを使いこなせなければ、関西弁を仕事で利用できるフィールドはないと思ってます。
方言は付加価値だと思います。
なんていうの? 武器に特殊効果をつけるアレ。
まずは標準語を使いこなすことが非常に重要だと思います。
そもそも東京生まれ、東京育ちはもうすべてにおいてアドバンテージなんですよ。
地方の人たちはそのアドバンテージを超えて、同じフィールドに立たねばならないのです。
私がアニーに出演した時、
ドキュメンタリーで取材されて、
奈良の小学校で別れの挨拶(数ヶ月東京の小学校に転校したため)みたいなところが放送されたんですよ。
そしたらそれを一緒に見ていた共演者が、
「純ちゃん、ちょー訛ってるwww」
と。
ショックを受けたほどではないのだけど、東京では関西弁を喋ると違和感を持たせてしまう、というのを現実として見てしまったわけです。
当時の日テレのプロデューサーも、
「まずは標準語を話せるようにならないとダメだよ」と9歳の女子に言ってくれたわけです。
まずは、なのです。
地方にいるから共通語が……という人は、
NHKのニュースを見てください。
聞いてください。
今は東京のラジオをスマホアプリでも聞けるので、聞いてください。
NHKのアクセント辞典引けよぉぉー、
そりゃ辞書は高いけど、
そこは必要投資だよぉぉーー、
そこに全部書いてあるんだからさぁぁぁぁ。
と、教えている身としては思うわけです。
実は方言より音の高低は簡単なんだから。
そんな私も無声化は非常に苦手で、
台本に毎回無声化するひらがなにマルをつけて、
あああ、気をつけなきゃと思う次第です。
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