千穐楽 想像の水底

おかげさまをもちまして、
朗読公演『想像の水底』全5公演終了いたしました!
ご来場いただいた皆様、スタッフの皆様、そしてキャストの皆様、本当にありがとうございました。

外部の朗読公演、実は3年ぶりくらいなんですね。
今回、キャストさんはみんなキャリアが長く、
それでいて良いお芝居をされる方々ばかりので、
稽古でも、本番でも刺激されまくりな日々でした。

楽屋着は、なんじょるのTシャツ。
なんじょるののツアーTシャツは気分がアップしますなぁ(*´∀`*)

5公演でしたが、ゲネプロも含めると、
1日、3回ステージを回してる状態でしたので、
身体バキバキ……!!
これは私、耐えられないと2日目はフォームローラーを持参。

公演と公演の間の休憩時間は、ひたすらゴリゴリと肩甲骨と背中をほぐしてました。
いや、ほんとフォームローラーなかったら死んでた…(笑)
皆さまからの数々の差し入れありがとうございます。栄養ドリンクは非常に助けになりました!
あと、鉄子成分多めのコップ。
写真は2日目。
1日目は都電荒川線のコップでした(笑)

今回、ドクターコバルトという役をやりました。
稽古を重ねながら、
ああ、そうか、このドクターコバルトはみんなの鏡なんだなぁと。
演技の良い、悪いは正直、私はもうわかんない。
(技術の良し悪しはわかるよ?)
受け取った人がどう思うかかなって、それだけ。
この作品は言語で理解するものではないんじゃないかなぁ、と思ったのだ。
作者のお慶さんは、非常に言葉選びが美しい人で、
それはお慶さんの人柄から、人生から出てくる言葉なんだなと思った。
彼女は本当に美しいものを知っていて、故に絶望も知っているのではないかとさえ思えた。
個人的な推測だけど。
水を手ですくい上げるように、きっと指の間からいくらかの水が溢れ落ちても、その手の中には救いに似たものが残るんじゃないかって。
アーティスティックな作品に携われたことがとてもとても私に充実感をもたらしてくれました。
こういう作品大好きなんだ。

あ、あと打ち上がりました。
楽しかった。
この座組でやれたこと、幸せでした。
ありがとう。
ありがとう。

さて、深い眠りにつこう。
眠りは仮の死。
目覚めたらまた新しい人生が始まるのだ。

SYNCHRONIST

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