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悲しみと怒りは……時に

◆2018のM-1優勝者「霜降り明星」のこと個人的には非常に面白い大会でした。最初は重い空気があってどうなるのかなと思っていたのですが。近年、技巧派のコンビが多く、もちろん私は技巧派漫才大好物なんですけども、「時代が変わる!」と確信できる爆発力が足りないなぁとモヤモヤしていたので、今回の霜降り明星の爆発力は、非常に気持ちよいものでした。和牛の最後のオチは「ヒャーーーー!」ってテレビの前で声出したくらい。いや、ほんと上手かった。お恥ずかしながら、霜降り明星のコンビは今回初めて知ったのですが、優勝がきまった瞬間、せいやくん(立ち位置左のほう)の喜び具合が、何かに耐えてきたものを爆発させた感じがしてて、その姿が私の心に引っかかったのです。wikiを調べてみたら、ああ、なるほど。このwiki情報が本当だとするならば、あの喜び方はすごく納得しました。悲しみと怒りは、圧力をかければかけるほど、エネルギーが溜まり、来たるべきときに大爆発する。それが今回のM-1でバーストしたのだなぁと。かといって、思春期に悲しみと怒りばかりを経験してしまうと、社会に出てから非常に生きにくい。人によるとは思いますが。自分の気持ちを信じて、努力して、夢を掴む。その姿をテレビで生で見られて、とても良かったです。

夢もいいけど現実も見ろよぉおぉー!

はい、あと今年も33日しかないです。やばい、やばい、あっという間だよー!本日、歌のワークショップをさせてもらいました。2日間、参加してくれた人たちありがとう。もしお仕事につながるようになったらこっそり教えてね!(^o^)学校と養成所で教えていますが、それぞれ教える時に、明確に分けてあることがあります。学校で教える時は、生徒の出来よりも、取り組む姿勢を重視しています。授業に参加しているか、チャレンジしようとしているか。養成所で教える時は、もう少し成果主義です。基礎をクリアしているか、前回よりも良くなっているか。養成所は学校じゃないんで、もっとシビアです。通ってればどうにかなるとか、上のクラスにいるからどうにかなるだろうとか、そういう感覚の人は容赦なく切り落とされます。私は足りなければ、足りないと言うし、どこが足りないかも言うし。何も言わない、とかはできるだけしないし。わからなければ聞けば良いし、私でよければいくらでも利用すればいいし。努力が足らなければ、努力している人たちにどんどん差をつけられるので、気が抜けないと思います。それは、現場に出てからも一緒だけれど。なんでこの子が褒められるのか!信じられない!と思ってる時は、まだまだ自分の努力が足りないです。自分のこと見てなさすぎ問題。個人的には、声優になるまでの苦労と、なった後の苦労はちょっと質が違いますが、なった後のほうがずっとずっと辛いです。でもその分だけ幸せなこともあります。時間はない。急げ。

方言は武器になるか?議論

私は、生まれは大分県、両親大分県出身、大学卒業まで奈良育ちのゴリゴリの地方人です。(学生時代は舞台専攻でしたから共通語を多く喋っる機会はたくさんありましたが、今考えればエセ共通語です)今日は、関西弁を含めた方言は武器になるか?というお話を。結論から言うと、武器にならないです。戦闘力ゼロです。まったくもってならない。そもそも関西弁の仕事なんて、13年くらいやってて2度くらいしかないです。そのうちの一つは世に出ませんでした(笑)(あくまで私の話なので、あしからず)英語の方が断然武器になる。まずもって、標準語というものがある以上、それを使いこなせなければ、関西弁を仕事で利用できるフィールドはないと思ってます。方言は付加価値だと思います。なんていうの? 武器に特殊効果をつけるアレ。まずは標準語を使いこなすことが非常に重要だと思います。そもそも東京生まれ、東京育ちはもうすべてにおいてアドバンテージなんですよ。地方の人たちはそのアドバンテージを超えて、同じフィールドに立たねばならないのです。私がアニーに出演した時、ドキュメンタリーで取材されて、奈良の小学校で別れの挨拶(数ヶ月東京の小学校に転校したため)みたいなところが放送されたんですよ。そしたらそれを一緒に見ていた共演者が、「純ちゃん、ちょー訛ってるwww」と。ショックを受けたほどではないのだけど、東京では関西弁を喋ると違和感を持たせてしまう、というのを現実として見てしまったわけです。当時の日テレのプロデューサーも、「まずは標準語を話せるようにならないとダメだよ」と9歳の女子に言ってくれたわけです。まずは、なのです。地方にいるから共通語が……という人は、NHKのニュースを見てください。聞いてください。今は東京のラジオをスマホアプリでも聞けるので、聞いてください。NHKのアクセント辞典引けよぉぉー、そりゃ辞書は高いけど、そこは必要投資だよぉぉーー、そこに全部書いてあるんだからさぁぁぁぁ。と、教えている身としては思うわけです。実は方言より音の高低は簡単なんだから。そんな私も無声化は非常に苦手で、台本に毎回無声化するひらがなにマルをつけて、あああ、気をつけなきゃと思う次第です。